Empathy Writing Logo

【コンテンツ編】Proユーザー勉強会レポート

公開日: 2025年11月29日

本レポートでは、11月29日に開催された勉強会の内容をまとめました。これまでに公開されたAIツールの復習から、新しく公開された「文体の着せ替えツール」、そしてコンテンツの質を劇的に高める診断ツールやネーミング生成ツールの活用法について解説します。

3つの重要ポイント

【ポイント1】「自分らしい文章」へ一瞬で変換できる新ツールが登場

AIが作った文章特有の「硬さ」や「違和感」を解消する新ツール「スタイリー」が公開されました。自分の過去の文章を読み込ませるだけで、AIの原稿をあなたのいつもの文体(口調やリズム)へ自動で書き直してくれるため、手直しの手間が激減します。

【ポイント2】「診断」と「壁打ち」でコンテンツの質と効率を両立

作成した記事の抜け漏れを指摘してくれる「診断ツール」や、大量のネーミング案を出してくれる「生成ツール」を活用しましょう。AIを「客観的なアドバイザー」や「アイデア出しの壁打ち相手」として使うことで、一人では気づけない改善点や新しい発想を瞬時に得られます。

【ポイント3】AIは「正解」ではなく「優秀な叩き台」として使う

AIに最初から完璧な答えを期待するのではなく、「まずは70点の素案(叩き台)を作ってもらう」という意識が活用のコツです。ゼロから考える時間をAIに任せ、人間は「調整と決定」に集中することで、作業時間を大幅に短縮しながら質を高めることができます。

1. 既存ツールの復習と活用ポイント

勉強会の冒頭では、これまでに提供してきた多彩なAIツールの振り返りが行われました。それぞれのツールは、ライティング、デザイン、マーケティングの各工程を効率化するために設計されています。

ライティング・基本ツール

  • 文字比較ツール: Diffy(ディッフィー)
  • 語彙力強化: Wordy(ワーデー)
  • メルマガ配信システム: Maily(メイリー)
  • Kindleコンセプト作成: Kindly(キンドリー)
    書籍のコンセプト出しに最適。2冊目の出版を検討中の方にもおすすめです。
  • 画像圧縮: Pixy(ピクシー)
    WebP形式への変換など、Googleが推奨する軽量フォーマットに対応。サイトの表示速度改善に役立ちます。
  • URL短縮: Linky(リンキー)
  • QRコード作成: QRcody(QRコーディ)

コンテンツ作成・SNS運用

  • ネタ出し・記事作成: Topicy(トピッキー)Socialy(ソーシャリー)Empathy(エンパシー)
    SNS、ブログ、メルマガなど、媒体に合わせた使い分けが可能です。
  • コンセプト設計: Concepty(コンセプティー)
    コンセプト出しだけでなく、そこからビジネスモデルの構築まで展開できるよう大幅にバージョンアップされました。

マーケティング・LP作成

  • LP作成: Landy Pro(ランディプロ)
  • ヘッドライン作成: CatchMy Pro(キャッチミープロ)
    一瞬で興味を惹くコピーを作成できます。
  • 無料オファー作成: Offery(オファリー)
  • ステップメール作成: Stepy(ステッピー)
  • 商品紹介文作成: Nudgy(ナッジー)

デザイン・効率化その他

  • 配色抽出: Colory(カラリー)
  • PDF編集: PDFormy(ピーディーフォーミー)
  • 情報整理: Infomy(インフォミー)
  • プロンプト作成: Imagy(イマジー)Moviey(ムービー)
    画像や動画生成のための詳細なプロンプトを作成可能。特にImagy(イマジー)は人気が高いツールです。

2. 【新ツール】あなたらしさを表現する「スタイリー」

今回の目玉の一つとして、ユーザーからの要望を受けて開発された新ツール「スタイリー」が紹介されました。

ツールの概要

AIが生成した文章は、どうしても「AIっぽさ」や「硬さ」が残りがちです。スタイリーは、自分の過去の文章(ブログ、メルマガなど)を読み込ませて文体を学習させ、AIが作成した原稿を「自分らしい文章」にリライト(着せ替え)するツールです。

活用方法

  1. 文体の登録: 自分が書いた気に入っている文章(推奨3000文字程度、メルマガ5通分など)を読み込ませ、文体スタイルとして登録します。「セールス用」「フォローメール用」など用途別に登録可能です。
  2. リライト実行: AIで作成した原稿を入力し、登録したスタイルを適用すると、その文体に寄せた表現に書き換えてくれます。

3. コンテンツの質を客観的に診断 Questy(クエスティー)

コンテンツ編の主要ツールとして、Questy(クエスティー)の活用法が実演されました。

コンテンツ診断機能

作成したLP、ブログ記事、セミナーシナリオなどを入力すると、その内容をAIが診断します。

  • 網羅性のスコアリング: コンテンツの網羅性をパーセンテージで表示します。
  • 改善提案: 「ターゲットへの感情的な寄り添いが不足している」「法的な側面からの情報が必要」など、客観的な視点で具体的な改善アドバイスを提供します。自分では気づきにくい盲点を発見するのに役立ちます。

FAQ(よくある質問)の自動生成

入力したコンテンツに基づき、想定されるFAQを自動生成します。

  • コンテンツの強化: 生成されたFAQは、LPのQ&Aセクションにそのまま使えるだけでなく、「ユーザーが疑問に思うポイント」をコンテンツ本文に盛り込むためのヒントにもなります。
  • アイデアの宝庫: FAQはコンテンツのネタの宝庫です。Yahoo!知恵袋のように、ユーザーの悩みを知るきっかけになります。

コンテンツアイデアの提案

診断結果に基づき、新たなコンテンツ展開のアイデア(例:無料オンラインセミナーの企画、読者限定特典のテンプレート案など)も提案してくれます。

4. 売れるネーミングを一瞬で生成 Namey(ネイミー)

商品やサービスの「顔」となるネーミングを作成するツールNamey(ネイミー)が紹介されました。

ネーミングの重要性

コンテンツの中身が良くても、ネーミングが平凡だと興味を持ってもらえません。情報爆発の時代において、一瞬で興味を惹くネーミングは必須です。しかし、多くの人がここをおろそかにしがちです。

Namey(ネイミー)の活用法

  • 入力項目: 商品概要、ターゲット、提供価値、世界観などの要素を入力します(必須項目は一部のみ)。
  • アイデアの生成: 「思考を行動に変えるプロジェクト」といった入力を元に、「マイクロステップナビ」「ロケットスタートマップ」「ファーストペンギンプログラム」など、多様な切り口のネーミング案を生成します。
  • 発想の壁打ち: 出てきた案をそのまま使うだけでなく、「この単語はいいな」「この切り口は面白い」といった具合に、自身の発想を広げるための壁打ち相手(たたき台)として活用するのがおすすめです。
  • お気に入り保存: 気に入ったネーミング案は保存機能を使ってストックしておくことができます。

5. 今後の展開と質疑応答

今後の開発予定

  • セールスセミナー構築ツール: 売れるセミナーを作成するツールを来月公開予定。成約率の高いセミナー構成(アイパスの法則など)をベースに、入力していくだけで売れるセミナーシナリオが完成する強力なツールです。スライド生成AIとの連携で資料作成も圧倒的に時短できます。

まとめ

AIツールは「正解」を出してもらうものではなく、「優秀な叩き台」を出してくれるパートナーとして活用するのがコツです。期待値をコントロールしながら、まずは気軽に試してみることで、コンテンツ作成の効率と質を大きく向上させることができます。

参加者の声

かゆい所に手が届く!ここだけの「マニアックな話」が聞けて大満足

録画に残らない部分で、講師の方の「改行へのこだわり」や「読みやすさの工夫」など、マニアックな話が聞けて本当に良かったです。普段は聞けない制作の裏側を知ることができ、まさに「かゆい所に手が届く」ツールと情報の数々に、早起きして参加した甲斐がありました。とてもプレミアムな時間でした。

自分では気づけない「盲点」をAIが教えてくれる

FAQ(よくある質問)作成ツールは、自分ひとりでは意外と思いつかない視点を提示してくれるので凄いです!読者目線で「何が分からないか」をAIが出してくれるおかげで、コンテンツの強化にも繋がると感じました。めちゃめちゃ楽に、かつリーズナブルな案が一瞬で出てきて驚きました。

AIの文章に「感情」が乗る瞬間を目の当たりにしました

新しく公開されたリライトツール(スタイリー)は、noteやブログを書くときに重宝しそうです。「この人の文章いいなぁ」と思う文体を分析して適用することで、AI特有の硬さが取れ、文章にしっかりと「感情」が乗っているのが分かりました。自分の文章だけでなく、憧れの人の文体で発見を得る使い方も面白そうです。

ネーミングの視点が変わった!自分では思いつかない発見

普段、言葉に意識を向けずコンテンツ開発ばかりしていたので、ネーミングツールで「視点が変わる」体験ができたのが新鮮でした。自分では絶対に思いつかないようなユニークな案が出てくるので、見ているだけで面白いです。お客さんに拡散してもらいやすい名前をつける重要性を再認識しました。

具体的な実演のおかげで、使い方のアイデアが溢れてきました

やっぱりこういう場で、実際に画面を見ながらデモンストレーションを見せてもらうと理解度が段違いです。「こうやって使うんだ!」という具体的なイメージが湧き、自分のビジネスでどう活用するか、アイデアがどんどん出てきました。たくさんの機能ができることを確認できて、これからの活用にワクワクしています。

今すぐツールを試してみる

Proプランにご興味をお持ちのあなたへ

レポートで紹介したツールは、主にProプラン会員限定です。
まずは無料ツールで使い心地を体験いただき、Proプラン募集の優先案内へご登録ください。