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文章力を形作る要素とは?

結局、文章力って何だろう……。
「いい文章を書く能力」というのは分かるけど、そのためにはどのような要素が求められるの?

ここでは、文章力を構成する6つの要素についてお伝えします。
いい文章を書くうえで、どれも欠かせない力です。

文章を上手く書けないと悩んでいる方は、ぜひ文章力を身につけて多くの人に読まれる文章を執筆していきましょう。

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目次

文章力の要素と身に着ける方法

文章力を織り成す6つの要素についてお伝えします。

論理力

よい文章をつくるには、論理力が欠かせません。
とくにビジネス文書やニュース記事、ノウハウ記事などにおいては、論理力は不可欠といえます。

論理的な文章は、読み手の納得感を引き出します。

例えば、「彼はお昼ご飯にカレーを食べた。だから、その後はスポーツジムへ行こう。」と書かれている文章があったとします。
読んだ人は「なぜお昼ご飯にカレーを食べたあとは、スポーツジムへ行くの?」と疑問を覚えるはずです。

しかし「彼はお昼ご飯にカレーを食べた。だから、夜ご飯はそれ以外の料理をつくることに決めた。」と書いてあったら、多くの人が「昼と夜は別のものが食べたいよね」と納得できるでしょう。

このように、論理的な文章には、読み手を納得させる力があります。
一つ目の文のように、読んでも違和感を覚えるような文章は、読み手の心に響きません。
「いったいこの人は何がいいたいのだろう」で終わってしまいます。

そうならないためにも、文章を書くときは矛盾が生じていないか、客観的にみて判断しましょう。

論理的な文章の書き方とは

文章がまとまらなかったり理解しにくい原因の一つに、文章構成の組み立て方を知らないことが挙げられます。
分かりやすい文章には型があり、その構成に沿って書くだけで文章力がアップします。

下記の記事では、そうした文章構成の例はもちろん、文章が伝わりにくい人の特徴もご紹介しています。
気になる方はぜひご参照ください。

論理的な文章の書き方について解説

俯瞰力

俯瞰(ふかん)とは、高いところから下を見下ろすことを指す言葉。
そこから、俯瞰力とは全体像を見渡す力のことをいいます。

文章における俯瞰力とは、文章の全体像を見渡して、矛盾が発生していないか、言葉の使い方が間違っていないか、表現が適切かなどをチェックする能力のことです。

いい文章を作成するには、推敲が欠かせません。
推敲とは、文章表現を見直し、ブラッシュアップさせていくこと。

最初から、完璧な文章を書ける人はいません。
どんなプロ作家や記者であろうと、最初の文章は50~60点ぐらいです。
そこから推敲を重ね、80点、90点、100点へと近づけていきます。

その際に、求められるのが俯瞰力です。
たまに「書いた文章を見直すのが面倒くさい(または恥ずかしい)」と、書きっぱなしのまま投稿や提出してしまう人がいます。
これはNGです。

可能であれば、時間をおいてから、第三者の目線も取り入れて推敲しましょう。
自らの文章と向き合うことが、文章力アップにつながっていきます。

注意力

文章力アップには、注意力も欠かせません。
「俯瞰力」の項目で、書いた文章を推敲することが大事、と説きました。
推敲する際、求められるのが「注意力」です。

俯瞰力が全体を見回し、大きな齟齬(そご、食い違い)がないか確認するものだとしたら、注意力はケアレスミスを発見する力といえるでしょう。
誤字脱字や段落下げなどのミスは、文章全体の品位を下げる結果になってしまいます。

たとえ内容がよくても、誤字脱字が多い本やWebサイトは、信頼性が低いと感じませんか?
「これぐらいいいじゃない」と思うかもしれませんが、小さな差こそが、大きな違いを生み出すのです。

他者に影響を与えるような文章を書きたいのであれば、鵜(う)の目鷹の目で書いた文を確認しましょう。
ちょっとでも引っかかりを覚えたら、すぐに見直す。
その繰り返しが、文章をより良くしてくれるはずです。

微に入り細を穿(うが)つようなチェックが、文章の完成度を高めてくれるでしょう。

表現力・語彙力

本や新聞を読むなどして、表現力・語彙(ごい)力を向上させることも、文章力アップに欠かせません。
近年は、語彙力アップを助けるアプリも開発されています。
興味のある人は、ぜひ活用してみてください。

語彙(ボキャブラリー)が増えると、表現力も自然と身につきます。
いいたいことを的確に伝えるためにも、たくさんの言葉を習得することが大事です。
読書などを通じて、分からない言葉に出合ったら、すぐに調べるなどして、新たな単語を吸収していきましょう。

また、文章を書く際、「ぴったりの言葉が見つからないなぁ」と感じたときは、類義語辞典を使うなどしてとことん調べてください。
その習慣が、積もりに積もって、大きな成果を生み出します。
表現力がアップすれば、相手への伝達能力が高まり、コミュニケーションにおける齟齬も減らしていけるでしょう。

想像力

文章を書く際は、想像力も欠かせません。
とくにブログやSNS、ビジネス文書など人に公開する文章においては、想像力はかなり重要な要素といえるでしょう。

というのも、よくいい文章を書く秘訣として、「読者のことを考えましょう」というのがあると思います。
「読者のことを考える」といわれても、記事を書くたびに該当の人たちに会いに行って、インタビューするわけにもいきませんよね。

そのような際に、必要となるのが「想像力」です。

この記事を読んだ人は、どのような気持ちになるか。不快な思いをしないか。こう表現したほうが、喜ばれるのではないか。このようなタイプの人たちは、どう感じるだろうか……。
読むであろう読者の表情を思い浮かべて、真剣に考えていく必要があります。

話すコミュニケーションの場合、たいていは聞き手が目の前にいるので、相手の態度や表情などから察して、話題を変更するなどの措置がとれます。

しかし文章の場合、一回投稿したり、印刷したりした文章は、戻すことができません。
そのため、話すとき以上に読者のことを考えて、一文一文したためていく必要があるのです。
相手に違和感や不快感を与えないためにも、相手の心情などを想像しながら書いていきましょう。

発想力

面白い文章を書くためには、発想力も必要です。
文章を書こうと思っても「何も思いつかない……」という人は、発想力を鍛えたほうがいいでしょう。

例えば、あなたの周りに斬新なアイデアにあふれている人はいませんか?
そのような人が身近にいる場合、ぜひお近づきになって、思考法を盗んでいきましょう。

また発想力が豊かな人は、さまざまな情報やトレンドに通じています。
同じような場所で、同じ人たちばかりと会っていませんか?

ときには、日頃行かないような場所に出かけ、新しい人たちに会ってみてはいかがでしょうか?
新しい趣味を始めてみるのもいいかもしれません。
普段しないようなことをすると、脳に刺激が加わり、考えたこともないようなアイデアが湧き上がってくる可能性が出てきます。

日頃から「こんな風になったらどうだろう」「こんなことが起きたら面白いんじゃないか」など、ワクワクするようなアイデアを溜め込んでおいてください。
たくさんあるアイデアから選び出していけば、きっとスムーズに魅力的な文章を書き出すことができるでしょう。

▼そもそも文章力とは何のことか気になる方は下の記事をご覧ください。

さまざまな要素によって、文章力は構成されている

文章力を構成する6つの要素についてお伝えしました。
文章力といわれてもピンとこない人は、上記の6つの能力から成り立っているものと考えてみてもいいかもしれません。

「こんなにたくさんの能力、一人で鍛えていくのは無理!」と、感じた人もいるでしょう。
そのような場合は、エンパシーライティング®の教材や書籍、講座などを活用してみてください。

誰でも簡単に文章力をアップさせられる秘訣が掲載されています。
自らの文章力に自信がない人は、ぜひご覧ください。

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監修者 中野巧

監修者の写真

ビジネスにおいて「共感力」を磨くことが、プロフェッショナルの仕事力を高めるという考えから、「共感」と「再現性」をテーマにした文章作成法「エンパシーライティング」を開発。 ビジネスパーソンだけではなく、教育業界にも広く普及し、 これまで5万人以上にエンパシーライティングを伝えた実績を持つ。 より多くの方に知ってもらえるよう出版した書籍も『6分間文章術』は1ヵ月で3万部売れAmazon総合1位を獲得するヒット作品。

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