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【初心者必見】 WEBライティングで押さえておきたい12の基本ルール

「WEBライティングの質を高めたい」「執筆にあたり注意するべきポイントを知りたい」などと考えていませんか。
心当たりがある方は、WEBライティングの基本ルールを身に付けるとよいでしょう。
WEBライティングに欠かせないポイントを意識できるため、初心者でも一定品質の記事を書けるようになります。
この記事では、特に重要な12個の基本ルールをピックアップして詳しく解説しています。
わかりやすい記事、読みやすい記事を作成したい方は、参考にしてください。

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目次

WEBライティングの基本ルール

WEBライティングで読みやすい記事を作成するポイントは基本ルールを守ることです。
難しいテクニックを学ぶ前に、以下の基本ルールを押さえておきましょう。

コピペはNG

WEBライティングでコピペという場合、既存の記事の全部または一部を自分の記事として使用することを指します。
改めて言うまでもありませんが禁止行為です。他WEBサイトなどに掲載されている文章を無許可で使用すると著作権侵害で損害賠償請求される恐れがあります。
思わぬ結果を招くため、コピペは絶対にやめましょう。
また、検索エンジンからコピー判定を受けると上位表示は難しくなります。
既存記事と同じ内容の記事を検索結果に表示しても、ユーザーの満足度は高まらないからです。ちなみに、自分が運営している特定サイト内の記事をコピペすることもおすすめできません。よく似た記事が複数あると、検索エンジンの評価が分散してしまうからです。
何かしらの理由で、自分の記事に既存記事を用いたい場合は引用を用いましょう。
引用は、他人の文章を自分の文章にそのまま用いることです。WEB記事では、対象となる文章をblockquoteタグで囲み、出所を明らかにして用います。ただし、引用を用いれば既存記事を自由に利用できるわけではありません。詳細は割愛しますが、必然性が認められる、主従関係が明らかなどの条件を満たす必要があります。

話し言葉を使用しない

日本語は「話し言葉」と「書き言葉」に分かれます。「話し言葉」は会話で用いる言葉、「書き言葉」は文章で用いる言葉です。
WEBライティングで「話し言葉」を用いると、読者に不適切と捉えられる恐れがあります。記事のターゲットやテイストによっては問題ないこともありますが、基本的には使わないほうがよいでしょう。
特に注意したい話し言葉として「ら抜き言葉」「い抜き言葉」があげられます。正しい文章から「ら」が抜けているものを「ら抜き言葉」、同様に「い」が抜けているものを「い抜き言葉」といいます。それぞれの例は次の通りです。

【ら抜き言葉の例】

  • 食べられる→食べれる
  • 考えられない→考えれない
  • 信じられる→信じれる

【い抜き言葉の例】

  • 歩いている→歩いてる
  • 止まっている→止まってる
  • わかっている→わかってる

どれも意味は通じますが、正しい表現ではありません。

「ら抜き言葉」「い抜き言葉」以外にも注意したい話し言葉はあります。
具体例は次の通りです。

【話し言葉の例】

  • やはり→やっぱり
  • 少し→ちょっと
  • さらに→もっと
  • さまざまな→いろんな
  • なぜ→どうして

気を付けていても使ってしまうことがあるため、話し言葉には十分な注意が必要です。

同じ語尾を連続で使用しない

「です」や「ます」など、同じ語尾が繰り返されると単調な印象になってしまいます。読みにくい文章と捉えられやすいため、WEBライティングでは語尾に変化を付けることが基本ルールになっています。具体的なルールはケースで異なりますが、同じ語尾は2回までとなっていることが一般的です。
以下の例で読みやすさを比較してみましょう。

【悪い例】
今日の夕食は夫が作ったカレーです。夫は料理が苦手です。期待していませんでしたが、非常に美味しかったです。

【良い例】
今日の夕食は夫が作ったカレーです。夫は料理が得意ではありません。期待していませんでしたが、非常に美味しかったです。

良い例は、2文目の表現を工夫して語尾に変化をつけています。悪い例よりもリズムを感じられるため読みやすいはずです。

季節を感じさせる言葉や表現はなるべく使用しない

特別な指定がない限り、WEBライティングでは季節を感じさせる言葉を使用しないほうがよいでしょう。
例えば「桜が満開」「照りつける太陽」「紅葉が美しい」などが考えられます。これらを使用しないほうがよい理由は、公開したWEBページは季節を問わずWEB上に残り続けるからです。
季節の移り変わりとともに、古さを感じさせる表現になってしまいます。読者に季節外れと捉えられて、商品の販売に悪影響が及ぶこともあるでしょう。
もちろん、すべてのケースで季節を感じさせる言葉が禁止されているわけではありません。上手に活用すれば季節感を演出する素晴らしい表現になります。
例えば「桜が満開」などは、入学シーズンを彩る良いキャッチコピーになるでしょう。使用にあたっては、適切な時期に公開する、時期が過ぎたら停止または更新するなどを心がけます。季節感を意識した管理・運営が求められます。

トンマナを統一する

トンマナは「トーン&マナー」の略語です。WEBライティングで用いる場合、文章の表現に一貫性をもたせることを指します。
例えば、文末を統一する、NGワードを決定する、文字数を揃えるなどが考えられるでしょう。トンマナを意識することで、WEBサイトに独自の世界観が生まれます。
したがって、WEBサイトの目的を果たしやすくなります。設定したターゲットに、一貫したメッセージを伝えやすくなるからです。また、表現に一貫性をもたせることで読みやすさも高まります。初心者に無視されがちですが、トンマナの統一はWEBライティングの重要なルールといえるでしょう。
トンマナの要素や設定方法などは以下の記事で詳しく解説しています。こちらも参考にしてください。

関連記事:トンマナとは?トンマナの役割や重要性、設定手順を大解説!

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文章はなるべく簡潔に

文章は無駄を省きできるだけ簡潔にします。情報が多くなると、正確な意味が伝わりにくくなるからです。ひとつの文章に盛り込む情報は一つまでにしましょう。ひとつの文章に複数の情報を盛り込んだ文章を一文多義、ひとつの文章に一つの情報を盛り込んだ文章を一文一義といいます。参考に両者を比較します。

【一文多義】
お問い合わせいただいた商品は在庫切れとなっていますが、工場は稼働していますので入荷の予定は立っており、今後のスケジュールをお伝えすることは可能ですが、いかがいたしましょうか。

【一文一義】
お問い合わせいただいた商品は在庫切れとなっています。工場は稼働しているため入荷の予定は立っています。したがって、今後のスケジュールをお伝えすることは可能です。いかがいたしましょうか?

どちらも同じ内容ですが、一文一義は情報が整理されているためわかりやすいはずです。

ネガティブな文章や表現には注意

ネガティブな表現も控えるほうが無難です。「○○の質が低い」「○○が使い物にならなかった」などが考えられます。
このような表現を用いると、商品やサービスの価値を落としてしまう恐れがあります。特定の商品と別の商品を比較する記事で用いられることが少なくありません。特定の商品の魅力をアピールするため、ネガティブな表現で別の商品の価値を落としていると考えられます。
根拠なくネガティブな表現で批判すると、トラブルに発展することもあります。

誰が見ても不快にならない文章や表現にする

WEBサイトに掲載する記事は不特定多数の方が閲覧できます。
したがって、誰が見ても不快な気分にならない表現を心がけなければなりません。特に気を付けたい表現として、人種・民族に関するもの、性別に関するもの、職業に関するもの、身体の特徴や病気に関するものなどがあげられます。意図していなくても差別的な表現になっていることがあります。同様に、政治・宗教に関する話題にも注意が必要です。
偏った意見は衝突を招く恐れがあります。

省略語は使用しない

WEBライティングでは、略語もできるだけ使用しないほうがよいと考えられています。
話し言葉に含まれるため、読者に不適切と捉えられる恐れがあるからです。
注意したい略語として以下のものがあげられます。

【略語の例】

  • スマートフォン→スマホ
  • アルバイト→バイト
  • 駐車禁止→駐禁

正式名称で記載すると文章が回りくどくなる場合は、初出時のみ正式名称で記載するとよいでしょう。
また、パソコン(パーソナルコンピューター)のように、共通言語化している場合は略語を用いても構いません。
ただし、線引きは非常に難しいでしょう。迷う場合は正式名称での記載をおすすめします。

表記のゆれに注意する

同じ意味を表す複数の表記が混在している状態を「表記のゆれ」といいます。
具体例は次の通りです。

【表記のゆれの例】

  • 様々・さまざま
  • 行う・行なう・おこなう
  • 引越・引越し・引っ越し

何かしらの意図がない限り、WEBライティングでは表記の揺れをなくすべきと考えられています。読者に「理由があって別の表現を用いているのでは」などと思わせてしまうからです。表記の揺れは、事前にルールを決めておくと防ぎやすくなります。

専門用語は前後で説明する

WEBライティングでは、専門用語をできるだけ用いないようにします。
読者が専門的な知識をもっているとは限らないからです。初心者でも理解できる記事を心がけます。やむを得ず専門用語を用いる場合は、用語を解説する一文を前後に加えます。
例えば「○○をするため□□が必要です」と記載したとします。□□が専門用語であれば、この一文の後に「□□は△△を行うツールです」などのような一文を加えます。
これにより、誰でも理解しやすい文章になります。

二重表現に注意する

同じ意味の言葉を繰り返すことを二重表現といいます。
回りくどくなるため、わかりにくい文章になってしまいます。
二重表現を用いた文章の例は次の通りです。

【二重表現を用いた文章】
まず最初に、この資料をご覧ください。各ブースごとに人員を配置します。

次のように改善できます。

【改善した文章】
最初に、この資料をご覧ください。各ブースに人員を配置します。

「まず」と「最初」、「各」と「ごと」は同じ意味です。どちらか一方にすると、わかりやすくなります。意図せず二重表現になってしまうことがあるため注意しましょう。

ここまで紹介した文章力などを鍛えたい方は、以下の記事をご覧ください。

関連記事:文章力が鍛えられるトレーニング方法を徹底解説

WEBライティングは基本ルールを守ることが重要

WEBライティングの基本ルールを解説しました。注意点が多すぎると感じている方もいるでしょう。これらを無視しても文章は書けますが、品質は安定しにくくなります。
誰かに読ませることを目的としている場合は、基本ルールを守りましょう。完成した記事を読み返すと、ルールを守れていない点に気づきやすくなります。
品質の高い記事を作成したい方は、基本ルールを守るとともに完成した記事を読み返す習慣を身に付けましょう。

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監修者 中野巧

監修者の写真

ビジネスにおいて「共感力」を磨くことが、プロフェッショナルの仕事力を高めるという考えから、「共感」と「再現性」をテーマにした文章作成法「エンパシーライティング」を開発。 ビジネスパーソンだけではなく、教育業界にも広く普及し、 これまで5万人以上にエンパシーライティングを伝えた実績を持つ。 より多くの方に知ってもらえるよう出版した書籍も『6分間文章術』は1ヵ月で3万部売れAmazon総合1位を獲得するヒット作品。

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